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小林芳弘税理士事務所          пF087-866-8668

わたしのひとりごと


 税理士になり、国税職員だったときと、ちがう日々を過ごしています。
 そんな日々の中から気になったことを紹介していきます。

相続税の評価について

 国税職員の時は、当然ながら調査に重きを置いていたため、何か申告もれはないかという目線で申告書を見ていましたが、税理士になれば土地の評価ひとつから注意して申告書を作成していきます。これがなんとも初心者のようで、「これどうだったかな、あれどうだったかな」とひとつ評価するにも確認また確認。税理士さんって大変だったんだなと痛感しています。
 最初に戸惑ったのが、土地の評価単位です。土地を評価するにはそれぞれ現況の地目ごとに評価します。さらに借地権などの権利が付されていないかどうか、また共有者はいないか、間口や奥行きなどの長さはいくらか等々、確認にかなりの時間を要します。それらの事実を基にパターンに分け評価していきますが、ひとつとして教科書に載っているような綺麗(真四角や直線的な境界)な土地はありません。結局これが妥当だろうということになります。そこまでやっていれば税務署も指摘はしないでしょう、ねっ。


相続税の申告書の作成までの苦労

 いざ自分がいちから申告書を作成しようと思っても、完成するまでには、依頼者から本当のことを聞いていかなくてはなりません。
 しかし、これが意外と難しい!なかなか本当のことを言ってくれず、こちらから、「こんなものなかったですか?」と国税職員だった頃の感を働かせ聞いてみると、「あ〜、あったかも」と忘れてたふり。もう、ちゃんと言ってくださいよ、と思うも顔では笑顔(^‐^;)
 また、相続税は、同じ親兄弟でありながら考えが違い、ましてや財産の取り分ともなると、本当に「争族」。先月は、「お母さんが全部相続すればいいじゃない」、と言っていたのが、「やっぱりこれは私が欲しい!」とひとりが言い出すと、他の兄弟も「私もやっぱり欲しい」という始末。何度相続税の申告書を作っても、またご破算。「なんど作ればいいんだ!」って叫びたくなりますが、そこは仕事しごと。申告書提出まであと少しがんばろ〜。


申告財産がグレーなときはどうなの?

 相続税の申告で財産がグレー(家族名義預金、土地評価等)な場合、申告すべきかどうかよく悩みます。当然あれこれ調べたうえでのことですが、こんな場合は加算せず、税務署に調査していただき、是正すべき事実が新たに判明すればそれを吟味し、納得ある内容なら修正申告し、納得できるものでなければ更正してもらいましょう。当然最初に申告する際にはお客様に加算税・延滞税のリスクは説明しておきますが・・・。
 よく、高め(多く)に申告しておき、後から更正の請求(税金を下げてください)を出して認めてくれればラッキー、認めてくれなければダメでした、という税理士もいらっしゃいますが、税務署としては最初に申告されているものを是正(家族名義の預金が漏れています等)するというのは結構エネルギーがいるものです。それにひきかえ後から出して(更正の請求)くるものを否定するのはそれ程エネルギーを使いません。そのことを考えると、無理に多く申告せず、調査していただくのがいいのでは・・・。


土地の評価について(研修会)

 3回にわけての、笹岡宏保先生の研修会に参加しています。有名な先生の研修で、また初めて生の先生を見られるとあって、ちょっと興奮気味。研修の内容も初心者にも分かりやすくおもしろく解説しており、楽しい時間を過ごしています。ただ先生もビックリしたことに、香川県は全域において市街化・調整の線引きを廃止したことです。まさしく私も実務で評価するうえでいつも疑問に思う評価のしかたに、先生も「香川県での仕事の依頼がきても断ります」と言ったくらいです。
 そもそも財産評価基本通達は「誰にでも容易に評価できるように」と、あると思うのですが、専門家の私でも四苦八苦する内容、なんとかならないものか、これからも頭を悩ませそうです。


相続税の節税!

 国税職員であったときは、出てきた申告書をあ〜だこ〜だ言って修正してもらうのが常でしたが、いざ税理士になってみると、皆さんの関心はいかに税金が安くなるか(当然合法的に)の一点です。
 そのため税理士もいかに安くできるかが腕の見せ所で、私ももれずにその一人として日々奮闘している毎日です。これを贈与すればいくら安くなる、これを使えば評価額が低くなる等、人それぞれに合ったプランを提供することが大切です。そのためには今の状況をありのまま話していただき、その人の意向もくみとってプランを提供する。
 しかし、いくらプランが良かっても実行してもらわないと意味がありません。税理士人生がまだ短い私でも、いくらか節税案を提供してきましたが、実行に移してもらうのはごく一部。実行すれば合法的に安くなるのになぁと思うのですが・・・。
 それはともかく税金が安くなった場合、いくら報酬をもらったらいいのでしょうか・・・。


租税教室

 担当している租税教室が年明けから始まりました。私が担当しているのは、高校生、専門学校生です。税理士会から提供されたパワーポイントや、国税庁の調査に関する動画を使って進めていますが、途中で眠たくなっているようで、いかに生徒のみんなを惹きつけ、少しでも「税」が記憶に残るようにと、いろいろ考えながら進めています。
 先生の話では、国税職員だった時の実際の調査のやりとりに関心が高く、みんな聞き入ってくれているようだ、とのことです。税理士先生仲間でも調査のやりとりについては盛り上がるので、みんないっしょだなぁ、と思う今日この頃です。


信託

 最近よく信託という言葉を聞きますが、先日私も知り合いの方から「信託のセミナーがあるので来ませんか」と誘われ行くことにしました。
 税理士である私は、「信託は節税にならないからお客さんに話す話題にならないなぁ」といつも思っていました。ところがあるパネラーが、「直接節税にはなりませんが、お客様のためにはなります。ひいてはそれが私たち税理士のためにもなります」という一言に、そうだ、国税職員のときによく感じていた「争族がほんと増えたなぁ、私が税理士ならもっと円満に家族を結びつけていくのに」と、よく思っていたことを思い出しました。家族間で行う信託は円満な家族の承継へ導いてくれるものです。私も機会があればお客様に信託を勧めてみようと思った一日でした。


終活サロン

 提携させていただいているベルモニー葬祭さんの「終活サロン」において、無料相談会を月1回ペースで行っています。
 皆さんもよかったら、ぜひお越しください。


ふるさと納税

 泉佐野市のふるさと納税が返礼品で注目を浴び、ふるさと納税は確かに「いい」と感じる方が多いのではないでしょうか。自己負担2,000円で返礼品がたくさん貰えるとあれば、みんなこぞって寄附をしますよね。かく言う私も、年末に駆け込み「寄附」をしてしまいました。翌1月にはあれよあれよと、返礼品だらけ。寒い時期だからリンゴや海産物がおいしいと思い寄附をすると、返礼品が偏ってしまいました。今年は駆け込みをせず、計画的に寄附をしよう!


スタッドレスタイヤ

 四国でも雪が降り通行止めになる区間があると聞き、年末初めてスタッドレスタイヤを購入。寒さに強くするため、柔らかくしているようで、慣れるのに時間がかかりました。
 そして寒さ本番の1〜2月。あれっ?雪が降らないぞ・・・。今年は暖冬で、結局高松は1日(?)雪が降ったくらいで、出番がなかった状態に。なんか経費の無駄遣いになったのかな・・・。でも本格的に雪が降って交通渋滞や事故に巻き込まれなかったことに感謝!来年はどうなるのかと思いながら、夏タイヤに交換しました。


人事異動

 国税職員の定期人事異動は毎年7月10日です。この時期になると、どうしても一喜一憂する職員が多くなります。かく言う私もその一人でした。あれだけ頑張ったのに、「ここっ?」とか「どうしてあの人が・・・」等々。本当に人事異動ってモチベーションが上がったり下がったり・・・。
 そんな思いも過去の話し。今は気持ちよくこの時期を迎えられます。